「ドラッグストアのレジ打ちのコツが知りたい!」
「レジ打ちが上手くできない。もたもたしちゃって、お客様や店長に怒られてばかりで困っている……」
ドラッグストアで勤務するからには、社員・薬剤師・登録販売者・BA、どんな方でも、レジ業務は避けては通れません。
初めて接客業をする方や、レジ打ちが苦手な場合は「素早くできない!」と感じ、苦労しますし、難しいなと感じますよね。
実際に私もそうでした。
大前提として、あなたが務めているドラッグストアのマニュアルを守るのが重要です!
が、この記事で紹介する、コツ通りにレジを進めれば、ドラッグストアのレジ打ちがスムーズにできるようになります。
とはいえ、ドラッグストアでは、レジ打ちが「苦手」「怖い」と感じていても、避けては通れないのが現状です。レジ打ちが怖い・苦手なときの対処法やコツも合わせて解説します。慣れないうちは、ミスをしないことに注力して行うことで、失敗を防げます。
- レジ打ちをスムーズに行うコツ
- レジ失敗・ミスしないための注意点
- レジ打ちが苦手・怖い人のためのコツ・対処法
この記事を読むことで、ドラッグストアのレジ打ちで失敗しないための注意点や、さらにその先の売上につながるレジのコツも合わせてご紹介します。
記事の最後には、どうしてもレジをやりたくない人の対処法もこっそり伝授!
最後までじっくりとご覧になり、レジ業務にお役立てくださいね。
1. ドラッグストアのレジ打ちをスムーズに行うコツ4つ
誰でも素早くできるドラッグストアのレジ打ちのコツは以下の4つです。
- 「いらっしゃいませ」の後、ポイントカードの有無を必ず確認する
- 上から順番にバーコードを通す
- 同じ商品は、1点ずつ通すのではなく、まとめてバーコードを通す
- 預かったお金を確認する
中には「効率が悪そう」と思う項目もあると思います。
しかし、効率がいいと思った作業をすれば、ミスやクレームにつながる可能性があります。そうなってしまうと、結果的にレジ打ちがスムーズに進まないことが発生してしまいます。(実体験です。)
店舗によって、袋詰めをするケースやそのまま別カゴに入れてお渡しするケースがあると思いますが、この基本のコツを守ることで、レジ打ちが素早くできるようになります。
順番に見ていきましょう!
1-1. 「いらっしゃいませ」の後、ポイントカードの有無を必ず確認する
まずは「いらっしゃいませ」と挨拶をした後、ポイントカードがある店の場合、ポイントカードの有無を必ず確認しましょう。
なぜなら、最初に確認しておかないと、後からポイントを加算しなくてはならず、レジ打ちの時間がロスしてしまうからです。
POS(レジ)の種類によっては、後から加算できず、最悪レジの打ち直しを行う羽目になってしまいます。
ドラッグストアで買い物をした際、ポイントが加算されるのを楽しみにしているお客様は多いですが、出し忘れてしまうのも事実。
いつも持っていないお客様だからといって、その日も持っていないとは限りません。違う従業員がポイントカードを作っていたり、ひょこっとアプリを登録してくれていたりすることだってあります。
会計キーを押してしまうと、ポイント加算ができないので、かならず「いらっしゃいませ」の後に「ポイントカードをお持ちですか?」と必ず確認しておきましょう。
1-2. 上から順番にバーコードを通す
上から順番にバーコードを通しましょう。
当たり前ですが、上から通した方が素早くレジ打ちができるからです。
レジに不慣れ・初めてレジ打ちを行う人で、よくあるのが、重たいカゴ下にある商品から、レジを打とうとしているケースです。
その方が、別カゴや袋に詰めやすいし、効率がいいだろうと感じますが、実はあまり効率が良くありません。
カゴの中いっぱいに商品が入っていて、底に手を伸ばして洗剤や牛乳を取ろうとしたら、カゴから上に入っている軽い商品が溢れてしまいます。
そうなってしまうと、どの商品をスキャンしたかわからなくなってしまいます。
上から順番にバーコードをスキャンし、軽い商品や柔らかい商品は、カゴや袋に入れずに、カゴ(袋)横に縦一列に並べましょう。
そうすることによって、レジ台がぐちゃぐちゃにならずに、スムーズに作業ができます。全部スキャンした後に、軽い商品をカゴや袋に詰めましょう。
商品のバーコードの位置も少しずつ覚えておきましょう。商品によって、底に付いているものもあれば、裏面に表示されているものもあります。
商品整理や品出し、補充の時に、バーコードの位置を確認しておくことで、レジに入った際に、迷って探す必要なくスキャンができますよ。
1-3. 同じ商品は、1点ずつ通すのではなく、まとめてバーコードを通す
同じ商品は、1点ずつ通すのではなく、まとめてバーコードをスキャンしましょう。
複数商品をスキャンし、レジのキーボードで数量入力する方が、かなり早く入力ができます。
2個~3個ぐらいなら、レジでスキャンする方が早いかもしれませんが、4個以上になると、数量入力する方が早いです。
たとえ値段は一緒でも、在庫管理に狂いが出てしまいます。自動発注の際や棚卸作業の際に在庫が合わなくなる恐れがあります。
迷った場合は、間違いをして1点ずつレジを通しましょう。
- インゼリーやプロテインバーなど味が違う商品
- リップなどの化粧品での色違いの商品
- 柔軟剤の匂いが違う商品
- おかしなどの限定商品
など
1-4. 預かったお金を確認する
最近では、自動レジを導入している店舗も多いですが、「○○円お預かりします」としっかりと確認することが重要です。
お客様側からのお金の受け渡しミスがあった場合。。
お金を自動レジにお金を通した後に、「足りない」と伝えたのに、
「ちゃんと渡したはず!」
とお客様に言われてしまう可能性があるからです。
そうなってしまうと、レジの業務が滞ってしまいますし、最悪クレームにつながる可能性や信用問題に関わる可能性があります。
特に自動レジを導入している店では、効率が悪く見えてしまいますが、必ず預かったお金を確認しておきましょう。
※実際にレジに入っているときにお客様に避けられて自分が嫌な思いをすることだってあります。
『とあるドラッグストアーのレジ打ちをしております。昨日ですがお客様が他のレジの子に「あの子嫌いなのよ」と私のことを話しておりました。』
そういった可能性を減らすためにも、必ず預かったお金を確認しておきましょう。
お客様の中には、失礼なことを言う人もいますが、自分に落ち度がないと思えれば、あまり気にならなくなります。
悲しいことに、世の中そういうもんだと割り切られるようになるんです。。
2. ドラッグストアのレジ打ちはミスしないことが大切
ドラッグストアで1度でもレジに入ったことがある方は分かると思いますが、
ドラッグストアのレジって凄く混むんですよね。
それも、1人並べば示し合わせたかの如く並び始める……
先ほどご紹介した、コツを参考にしてレジ打ちをしたとしても、混みだしたらスムーズにいかないということもあり、焦ってしまうでしょう。
ドラッグストアのレジ打ちは、ミスしないことが大切です。
レジ打ちをミスしてしまうと、その分レジ打ちが遅くなってしまいますし、お金をやり取りする場だからクレームに発展してしまうこともあります。
お客様は、レジの人がもたもたしてて遅いからイライラするのではなく、レジを打ってもらっているお客様がもたもたしている、いっぱいカゴに入っているから遅い!と感じているのです。
あなたのレジ打ちが遅くなっても構いません。
特にミスは、慣れてきたころに起こります。ミスがないように、1章でご紹介したコツやあなたが務めるドラッグストアのマニュアル通り丁寧にこなしていきましょう。
3. ドラッグストアのレジで失敗・ミスしないための注意点5つ
ここでは、ドラッグストアのレジで失敗しないための注意点を5つご紹介します。
- 混雑したらレジ応援を呼ぶ
- レジ不在にしない
- レジでの行動をパターン化して決めてしまう
- 必ず声を出して確認する
- レジのマニュアルは絶対に守る
レジに入りたての人はもちろん、慣れてきたころに陥りやすいミスも含まれます。この5つを必ず確認しておきましょう。
3-1. 混雑したらレジ応援を呼ぶ
混雑したらレジ応援を呼びましょう。
1人で対応できると思って、レジ打ちをしていたらミスをしてしまう可能性が高まるからです。
あなたもお客様側に立ったときに経験があると思いますが、レジで待たされるのって結構イライラしちゃいます。
お客様側は「他の従業員は暇そうに売り場にいるのに、なんで待たされなきゃならないの?」と感じてしまいます。
レジに集中しすぎてしまうこともあるかと思いますが、混雑してきたらレジ応援を呼ぶようにしましょう。
ドラッグストアによって決まっている場合もあるかと思いますが、後ろに2人~3人並んだらレジ応援を呼ぶと決めておくと良いと思います。
個人で勝手に決められないときは、店長や社員に「レジ打ちに不慣れなので、3人並んだらレジ応援呼んでもいいですか?」と朝礼時に相談して、決めてみましょう。
3-2. レジ不在にしない
私が勤めていたドラッグストアや、他の店舗でもたまに見受けられますが、結構レジに人がいないことがあります。
レジって買い物でお金を払う場所だから、必ず人がいるという認識だからこそ、不在になっていたら困りますし、イライラさせて失敗してしまう原因になってしまいます。
特にお客様のご来店が少ない時間帯や、そもそもお客様が少ない店舗だと、品だし業務をしたくなりますし、店長・社員に「品だししろ」と言われることもあるでしょう。
そんなことは、店側の都合なので、お客様にとってどうでもいいことです。
レジでできる仕事といえば、レジ袋やテープを補充したり、POPを書いたりと他の仕事を探せばいくらでもあります。
お客様に迷惑をかけて失敗しないためにも、レジ不在にせず、すぐに対応できるように整えておきましょう。
3-3. レジでの行動をパターン化して決めてしまう
レジでの行動をパターン化して決めてしまいましょう。
ドラッグストアのレジでミスや失敗で多いのは、
- おつりの間違い・電子決済のミス
- カゴもしくは袋詰めをする際に、商品の入れ忘れをしてしまった
という2つのケースですよね。
レジ打ちの行動パターン化しておくと、もたつかずにミスも少なくなります。
例えばお客様が商品を持ってきたら、
- ポイントカードの有無を聞く
- 袋が必要かどうか聞く
- 商品をスキャンする
- ポイントカードをスキャンして返す
- 袋詰めする
- お金のやり取りをする
と決めておきます。
この行動を決めておき、シミュレーションすることによって、ミスを極力減らすことができます。
3-4. 必ず声を出して確認する
レジをする際に、必ず声を出して確認するようにしましょう。
それだけで防げるミス・失敗も多いです。
例えば、お金の受け渡しをする際、お札を数えると思います。その時なんかでも「5千・6千・7千円のお返しです」と数えて渡します。
声に出して確認することによって、正しい金額を渡した・受け取ったという認識を自分にも、お客様にも共有できます。
割とよく起こるミスですが、お会計が終わった後に、「お金貰ってないよね?」というクレームは以外と多いです。
お互いにちゃんと渡しますよ〜っと共有するためにも、必ず声に出して確認しましょう。
3-5. レジのマニュアルは絶対に守る
レジのマニュアルは絶対に守りましょう。
元も子もない話に聞こえてしまうかもしれませんが、マニュアルを守りさえすれば失敗・ミスしないからです。
たとえ「失敗してしまった、クレームがあった!」ということになっても、
そのマニュアルを絶対に守っていれば、あなたに落ち度はありません。そのマニュアルが悪い!
臨機応変な対応をお客様に求められることもありますが、そこは店の責任者である店長または社員にバトンタッチすればいいんです。
特にレジは、お店の顔になる場所ですし、お金をやり取りする場所ですよね。
自分がレジ打ちでやらかして失敗しないためにも、レジのマニュアルは必ず厳守しましょう。
レジ打ち未経験の場合は、この練習モードを使って研修ができることもあるので、一度相談してみましょう。
4. ドラッグストアのレジ打ちが「苦手・怖い」人のための4つのコツ・対処方法
ここまでは、ドラッグストアのレジ打ちのコツを網羅的に解説してきました。参考になりましたでしょうか?
とはいえ、レジ打ちが「苦手・怖い」と思う人もいるはずです。私の周りにもレジに入るのが嫌だと感じている人もいましたし、苦手と感じる後輩もいました。
レジに入っていると、結構理不尽に怒ってきたり、こちらが悪くないのにいちゃもんつけてきたり、とさんざんな目に合うこともありますよね。
この章では、「苦手」、「怖い」と感じている人のためのレジ打ちのコツや対処方法をご紹介します。
- 慌てずゆっくり丁寧に作業する
- お客様の目を見てハキハキ話す
- 信頼できるベテラン従業員に相談する
- 可能であればレジ打ちが少ない時間帯にシフト希望を出す
4-1. 慌てずゆっくり丁寧に作業する
慌てずにゆっくり丁寧に作業しましょう。
レジが苦手だなぁ。怖いなぁと思う方の中には、
「お客様にせかされて焦ってしまう。そしてミスして、逆にお客様を待たせてしまう」
という経験があるのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、素早くミスなくレジ打ち(仕事)ができるのならば、それでいいのですが、一番重要なのは、ミスしないこと。
ミスをするだけで、お客様の時間も奪いますし、クレームや損失につながってしまいます。
「急いでよ」と言われることもあるかもしれませんが、お客様も失敗される事態は避けたいはず。
レジの作業が疎かにならないように、慌てずゆっくり丁寧に作業しましょう。
とはいえ、何も考えずにダラダラゆっくりするのはNGです。逆にクレームにつながってしまいます。1つ1つ間違えないように、1つ1つの動作を確認しましょう!丁寧に作業することが重要です。
例えば、お金を2回数える。
商品に間違いないか確認する、、など。。
4-2. お客様の目を見てハキハキ話す
お客様の目を見てハキハキ話しましょう。
そもそも人と話をするのが苦手だったり、レジで理不尽に怒られた経験がある方は、お客様の目を見てハキハキ話すのが難しい方もいるかもしれません。
想像してみてください。
あなたがお客様の立場になったとして、レジで目を合わせてくれず、何を言っているのか分からない場合、
- 「ちゃんと仕事してくれるのかな?」
- 「袋欲しいと伝えたけど、聞いているのかな?」
とそのレジの人に不信感を抱いてしまいますよね。
お客様と目を合わせずに、ぼそぼそと喋っていると、お客様はイライラしてしまいます。
レジには(というか、ドラッグストアには)いろんなお客様がいらっしゃいます。少しでも気に入らないことがあれば、クレームをつけてくることもあるんです。
怖いかもしれませんが、そういった事態を招かないためにも、できるだけお客様の目を見てハキハキと話をするようにしましょう。
私も、そもそも人の目を見て話をするのが苦手。。。
目を見るのが難しい場合は、首元(ネクタイの結び目あたり)を見るように話をしているよ。
4-3. 信頼できるベテラン従業員に相談する
レジ打ちが怖い・苦手というあなたの気持ちを、信頼できるベテラン従業員に相談してみましょう。
相談することで何かアドバイスを貰えたり、レジフォローをしてくれることがあるからです。
特にその店に勤務して長いベテランのパートさんに相談することで、
「あのお客様は、袋いりますか?と聞くと怒るから、袋なしでいいよ」
とそのドラッグストアならではのアドバイスをくれることもあります。
私自身、苦手と相談したことはなかったのですが、異動で変わった際に、ベテランパートさんが気を使ってくれて、気難しいお客様の情報を教えてくれました。その結果、上手く対応してクレームなしで乗り切った経験があります。
事前に相談しておくことで、いろいろとフォローしてくれたりアドバイスを貰えたりするので、ぜひ相談しておきましょう。
4-4. 可能であればレジ打ちが少ない時間帯にシフト希望を出す
社員や学生アルバイトだと、難しいかもしれませんが、レジ打ちが少ない時間帯にシフト希望を出す手もあります。
レジ打ちが少ない時間帯に入ることで、単純にレジ打ちの時間が短くなりますし、入ったとしてもあまりレジで接客することもすくないでしょう。
①お客様が少ない時間帯にシフト希望を出す
ドラッグストアの出店地域にもよるかと思いますが、
- 都市型店舗:昼休み以降
- 住宅地または郊外店舗:早朝・夜
は、お客様が比較的に少ない時間帯です。
お客様が少ない時間帯でしたら、レジ担当をする時間も短いでしょうし、レジに入ったとしても、あまり接客しなくてもよくなります。
時間に融通がきくのであれば、試してみましょう。
②出勤人数が多いと予想される日にシフト希望を出す
出勤人数が多いと予想される日にシフト希望を出す手もあります。
人数が多いと、単純にレジ担当になる時間が少ないからです。
例えば、
- 品だしがある曜日
- 〇倍DAYやチラシ広告の日
などは、忙しくなることが予想されますので、出勤人数が多いです。
ただし、〇倍DAYやチラシ広告の日などは、お客様の来場数も多いと予想できます。レジに入る時間が短くなったとしても、たくさん接客する可能性が出てくることを覚えておきましょう。
5. どうしてもドラッグストアのレジをやりたくない人のための対処法3つ
コツや対処方法をやってみたけど、それでもレジをやりたくない人もいるでしょう。
ドラッグストアでは、接客業で物を売るサービスをしているのですから、レジ業務は必須です。スーパーやコンビニと同じくレジ打ちは必要で、苦手・怖いからといってあなただけ優遇されるというわけにはいきません。
薬剤師・登録販売者・ビューティーアドバイザー・社員・アルバイト・パート関係なく、すべての人が行う必要があるのです。
とはいえ、レジ業務の負担が少なくなる、やらなくてもよくなることがあるのも事実。
ここでは、ドラッグストアの仕事は好きだけど、どうしてもレジをやりたくない人のための対処法を3つご紹介します。
5-1. 登録販売者などの資格を取る
登録販売者などの資格を取りましょう。
登録販売者やビューティーアドバイザーなどの資格があれば、レジ以外での接客や化粧品の売り場づくりなどの時間が必要になります。
そのため、必然的にレジの時間が少なくなるでしょう。
ここで覚えておいてほしいのは、資格があれば、レジ業務の時間は短くなるけど、資格があったとしてもレジに入ることもあるということです。
■登録販売者
■調剤事務管理士(調剤薬局併設のお店におすすめ)
■ビューティーアドバイザー(日本メイクアップ技能検定試験・スキンケアアドバイザー資格・日本化粧品検定など)そのドラッグストアでの独自資格を行っている場合もある
5-2. レジ以外の業務の腕を磨く
レジ以外の業務の腕を磨く方法もおすすめします。
なぜなら、レジ以外の業務が他の従業員に負けないくらいプロフェッショナルになってしまえば、単純にレジに入る時間が短くなるからです。
例えば、売り場づくり。
あなたが、誰の目にもパッととまり、激売れする売り場づくりができれば、店長はあなたに売り場づくりを任せたいと思うはずです。
他にも、
- 誰よりも早く棚替えができる
- 誰よりも早く正確に品だしとメンテナンスができる
- 発注の精度が誰よりも高い
- むちゃくちゃセンスのいいPOPが作れる、書ける
- 健康相談や化粧品の接客が上手くてサプリやコスメがめちゃくちゃ売れる接客のプロ
などなど。
腕を磨くのは簡単ではなく、かなり努力がいると思いますが、レジが本気で嫌というのであれば、レジ以外の業務の腕を磨いてみてはいかがでしょうか。
5-3. レジ業務がない・少ない所に転職をする
最後におすすめするのが、レジ業務がない所や少ない所に転職をすることです。
ドラッグストアで働いている人は、医薬品やサプリメント、化粧品が好き、人の健康や美容を良くしたいと思って働いている人が多いと思います。
中には、もうすでに登録販売者の資格を持ってらっしゃる方もいるでしょう。
しかし、ドラッグストアには、レジがつきもの。薬剤師や登録販売者であってもレジはしなくてはなりません。
ドラッグストアにも似ている業態で、レジがない、かなり少ない所に転職すれば、医薬品や化粧品に関りながら働くことができます。
- 調剤薬局
- 漢方薬局
- エステサロン
- 医薬品・サプリの通信販売(対面のコミュニケーションが苦手な方に。レジはないが電話対応はあり)
- 治験コーディネーター
どうしてもレジ業務が嫌なのであれば、検討してみてくださいね。
6. まとめ
ドラッグストアのレジのコツがわかりましたか?
明日から実践できる項目となっていますので、ぜひ実践してみてくださいね。
最後に、重要なポイントだけまとめておきますね。
ドラッグストアでのレジ業務のお役に立てれば幸いです。
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